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FXO

コマンドライン版(fxo)

GUI と同じ処理を、コマンドから呼べます。v1.6.0 から インストーラーに同梱されているので、FXO を入れればそのまま使えます。
FXO を、画面ではなく文字で打って動かすやりかたです。 同じことができて、まとめて処理したいときや、AI に手伝ってもらうときに向いています。
読みかた

「やさしく」に切り替えると、専門用語を避けた言い方で読めます。手順や数値は同じです。

このページの内容

何ができるか

GUI の FXO と同じ処理を、コマンドから呼べます。同じ `fxo-core` を呼んでいるので、画面でやったことと結果が食い違いません。

v1.6.0 から、インストーラーに同梱されます。GUI を入れれば `fxo.exe` も一緒に入るので、別途落とすものはありません。

12
領域
70
動作
74
打てるコマンド
4
終了コード

v1.14.5 の実物に fxo commands --json を実行して数えた値です(2026-10-10 実測)。内訳は領域配下 70 + 直下 2(commands / path)。

入れかた・呼びかた

インストール先に GUI(`fxo-desktop.exe`)と並んで `fxo.exe` が入ります。既定では `C:\Program Files\FXO\fxo.exe` です。

どこからでも `fxo` と打てるようにするには、PATH へ登録します。管理者権限は要りません(利用者ごとの環境変数だけを触ります)。

fxo path          # いまの状態を見るfxo path --add    # 登録するfxo path --remove # 外す

開き直してください

登録後は、開いているターミナルを開き直してください。既存のターミナルは古い PATH を持ったままです。

書かないのが既定

--apply を付けないかぎり、ファイルを書きません。

`--apply` に対応した動作は、既定が**下見**です。何がどう変わるかを先に確認し、納得してから `--apply` を足して適用します。画像出力・展開・PATH登録などは別の書き込み操作なので、各コマンドのヘルプも確認してください。TUIでは、書き込みを伴う実行の前に確認を表示します。

fxo tex apply .\stream --mode downscale --max 2048#   → 何がどれだけ小さくなるかを出すだけ。書かない fxo tex apply .\stream --mode downscale --max 2048 --apply#   → 実際に書き換える(既定で .bak を残す。--no-backup で残さない)
  • 書き換えの前に `.bak` を残します(`--no-backup` で無効化できます)。
  • 解析対象のコードやバイナリは実行しません。読むだけです。GUI と同じです。
  • escrow(`.fxap`)は復号しません。暗号化されていることを検出して報告するだけです。

12 つの領域

コマンドは「領域 → 動作」の 2 段です。全部を覚える必要はありません — fxo commands がいつでも一覧を出します。
fxo gun銃7 動作

銃パックを FiveM リソースに変換し、提供元メタから 1 丁分を切り出し、出来上がりを検査する。

convert
銃パックを FiveM リソースに変換する
donor
提供元メタから 1 丁分を切り出す
inspect
銃リソース 1 つを検査する(I1〜I19)
fxo texテクスチャ7 動作

ytd の中身と VRAM を見て、縮小・再圧縮の効果を先に確かめてから当てる。画像から ytd も作れる。

inspect
ytd を検査する
resize
縮小したらどうなるかを見る(書かない)
encode
再圧縮したらどうなるかを見る(書かない)
apply
ytd を実際に書き換える
convert
画像から dds / ytd を作る
fxo modelモデル5 動作

ydr / yft / ydd の絵を PNG に起こす。メッシュ・LOD・ボーンを数え、読み取りがどこで止まるかを追える。

snapshot
モデルの絵を起こす(一覧の 1 枚絵も作れる)
mesh
メッシュを数える
lods
LOD の段数を見る
bones
ボーンを見る
probe
読み取りがどこで止まるかを追う
fxo rpfRPF10 動作

GTA V の RPF を一覧・取り出し・検査する。鍵の取り出しと取り込み、目録の突き合わせまで。

keys / import / check / where
鍵を取り出す・取り込む・確かめる・出どころを見る
list / names / extract
中身を一覧する・名前だけ吐く・取り出す
verify / hash / diff
辻褄を検査する・ハッシュを出す・目録を突き合わせる
fxo audit監査9 動作

リソースの信頼度・健康診断・衝突・当たり判定・server.cfg・マップ・エモート・EUP・銃を一括で。

resource
リソースの信頼度を測る
health
健康診断
conflict / collision
衝突を探す・当たり判定を見る
servercfg / mapcheck
server.cfg を見る・マップを見る
emote / eup / gun
エモート・EUP・銃をまとめて見る
fxo metaメタ9 動作

車両メタ・ハンドリング・ymap・ytyp・ycd・fxmanifest を見る、書き換える、作る。

vehicle / handling
車両メタを見る・ハンドリングを見る/書き換える
ymap / ytyp
ymap を見る/動かす・ytyp の原型を並べる
ycd / manifest
ycd を見る・fxmanifest を作る/確かめる
fxo gen9Enhanced(gen9)2 動作

Legacy / Enhanced の内訳を調べる。Enhanced 形式への変換はここでは行わず、連携先 AlchemistCli での手順を出す。

audit
世代を監査する
convert
Enhanced 形式への変換の手順を出す(ここでは変換せず、何も書き込まない)
fxo packパッケージ11 動作

直せるところを探し、リソースとして固める。DLC 統合・SP 衣装の変換・依存の走査も。

optimize
直せるところを探す
package
リソースとして固める
dlcmerge / spconv
EUP の DLC をまとめる・SP 用の服を FiveM 用に直す
scan
フォルダを走査してリソースの依存を見る
fxo gfxGFx3 動作

HUD・ミニマップ・フォントに使われるScaleform(GFx)を読み取る。

inspect
ヘッダ・タグ・フォント・外部参照を見る
find
フォルダを横断して一覧にする
labels
スプライトのフレームラベルを出す
fxo hitch引っかかり3 動作

サーバースレッドが止まる原因を探す。

scan
サーバースレッドを止めうる書きかたを挙げる
trim
引っかかりの前後の記録を切り出す
trace
プロファイラのJSONから時間の使われかたを見る
fxo plateプレート3 動作

ナンバープレートを一覧し、日本式プレートの描画とゲーム内の見えかたを確認する。

sheet
ytd の中のプレートを一覧画像にする
make
日本式のナンバープレートを描く
show
プレート 1 枚を、ゲーム内の見えかたで大きく書き出す
fxo oivOIV1 動作

OpenIVパッケージの指示書を読む。

show
指示書を読んで見せる(インストールはしない)

AI・スクリプトから使う

`--json` を付けると、標準出力に JSON を 1 つだけ吐きます。進捗も装飾もそこには混ざりません。AI に渡すときや、スクリプトから読むときはこちらを使ってください。`--json` の中身は PC の言語設定(環境変数 FXO_LANG・デスクトップ版で選んだ言語・OS の表示言語)では変わりません。`--lang` を付けなければ鍵も値も日本語の原文のままなので、別の言語の PC で書いたスクリプトもそのまま読めます。`--lang` を付けたときは、JSON に入る生成物の本文(manifest や server.cfg の断片)だけがその言語になり、鍵とメッセージは原文のままです。

fxo commands --json

`fxo commands --json` は、全コマンドと引数を機械可読で出します。AI に「まず何ができるか調べさせる」ための入口で、名前・必須かどうか・既定値・取りうる値まで入っています。こちらが仕様書を書いて渡す必要がありません。
fxo commands --json > commands.jsonfxo tex inspect .\stream --json | ConvertFrom-Json

どのコマンドでも使える指定

--json
機械可読出力(標準出力に JSON を 1 つだけ)
-q, --quiet
進捗と装飾を止める(報告の中身は減らさない)
-v, --verbose
詳しく出す(重ねられる: -vv)
--color auto|always|never
色の付けかた
--max-decompress <バイト>
解凍の上限(0 = 既定のまま)。解凍爆弾よけ
--lang <言語>
表示の言語(ja / en / zh / ko / es / fr / de / pt / zh-TW / it / ru / pl / tr / id、system は OS の表示言語)。指定しないときは、環境変数 FXO_LANG → デスクトップ版で選んだ言語 → Windows の表示言語の順に決まります(`--json` のときは日本語)。読めない値を渡すと、使いかたの誤りとして終了コード 2 で止まります。Usage / Options などの見出しと、使いかたの誤りの文は英語のままです

終了コード

0
成功 — 問題は見つからなかった
1
問題あり — 動作は完了したが、報告すべき問題があった
2
使いかた違い — 引数が足りない・値がおかしい
3
実行時の失敗 — 読めない・書けない・壊れている

「見つかった/見つからない」を 1 と 0 で分けているので、CI や自動化から `if` で素直に分岐できます。0 以外=異常終了ではありません。

対話画面(TUI)

引数なしで起動すると、対話画面(TUI)が開きます。メニューとコンソールをF2で切り替え、コマンドの検索・入力・実行・結果の確認まで、ひとつの画面で行えます。切り替えても入力と結果は残ります。書き込みを伴うコマンドは、実行前に確認します。

fxo#   → 対話画面を開く。F2でメニュー/コンソール、F1で操作ヘルプ
F2
メニューとコンソールを切り替える
j / k(↑↓)
メニューからコマンドを選ぶ
h / l(←→)
メニューで領域と動作を行き来する
/
メニューをあいまい検索で絞り込む。領域をまたいで探せます
Enter
メニューでは入力欄に取り込む。入力欄ではコマンドを実行する
Tab / Shift-Tab
入力補完の候補を選ぶ。Enterで候補を挿入する
F4
ファイル・フォルダ選択を開く。Spaceで現在のフォルダを入力する
Ctrl-← / Ctrl-→
入力欄を単語単位で移動する
PageUp / PageDown
実行結果をスクロールする
F1
操作ヘルプを開く
Ctrl-C
実行中の処理を中止する。書き込み中は確認を表示する
Ctrl-Q
対話画面を終了する

一覧の [W] は「その動作は書き換えうる」印です。--apply を持つ動作に付きます(fxo path だけは PATH を書き換えるので例外的に付きます)。手で表を持たず clap の定義から出しているので、動作が増えても印がずれません。

自動化の中では開きません

パイプやリダイレクトのときは開きません(標準入出力の両方が端末のときだけ)。自動化の中で誤って対話画面に入って止まる、ということが起きないようにしています。CI などで確実に止めたいときは、環境変数 `FXO_NO_TUI` に `1` / `true` / `TRUE` のいずれかを入れてください(それ以外の値だと止まりません)。

起動の絵

対話画面を開いた最初の 1 秒に、走査線がロゴを撫でていく絵が出ます。最初の 3 回だけで、それ以降は黙って画面が開きます。

  • 何かキーを押せば飛ばせます。押したキーは対話画面にそのまま渡ります(fxo ⏎ に続けて打った 1 打目が消えません)。
  • q / Esc / Ctrl-C を押した場合は、対話画面を開かずそのまま抜けます。
  • --quiet を付けると出ません(--quiet は「進捗と装飾を止める」指定で、この絵は装飾です)。
  • FXO_SPLASH=never で常に止められます。always にすると毎回出ます(撮影用)。
  • 色が出せない端末・小さい端末・CI では出ません。コマンドを実行するときは決して出ません。

借りたのは考えかただけ

見た目は terminaltexteffects(MIT)の考えかたを借りていますが、あちらは Python なので取り込んではいません。同じ骨格で作り直しています。